届かぬ思いはココロの底に

広い宇宙に無数に存在する1つの星に、青い地球の小さな島の何処にでも居そうな誰かが。

これまた広い宇宙の何処か、あるいは宇宙を超えた別世界の、小さな島国の少女達と紡いだ物語。

繋がり失い落ち込みはすれど、紡いだ物語は消えず互いのココロに残る思いの光は消えることなく。

大きな思いの小さな声は、世界を越え宇宙を越え愛しいあの人の元へと届くでしょうか。

あなたと出会い時は流れて、私の思いは募るばかり。あなたと笑い時には泣いて、それでもあなたはそばにいない。

会いたいと願い、恋焦がれた思いを込めた手紙は増えるばかり。
1度の奇跡、愛するあなたに当てた手紙は届いたでしょうか?差出人不明の手紙は今も開けずに大切に持っています。開けたら繋がりが消えてしまいそうで怖いから。

いつしか二人の思いは重なり世界に響く。遠く遠く離れた、あなたの元に届いて欲しい。
私の大事な人は遠くにいるけれど、今も近くにいるから。
暗い部屋を明るく照らす月を見上げて、1人握る手はいつかあなたとつないだ手。
聞こえていなくても、私は誓う。思い変わらず同じ言葉をいくらでも。ただただ愛しているとの思いは、ココロから溢れて涙に変わり。あなたの愛しているの言葉で喜びに変わり、言葉に出来ず涙を流して。

夢ならば覚めないで欲しかった、あなたと過ごした時が永遠に続くと信じて疑わなかった。
だけどそれはもう叶わぬ夢、あなたは遠くにいるけれど。あなたとの思い出は今でもココロに残っているから。
もう一度奇跡が起きるなら、聞いて欲しい。私のココロの声を。「愛してる」ただ聞いてくれるだけでいい「愛してる」の言葉を。あなたに会うまでこの思いはココロの底に眠らせておくから。